本文にジャンプする

お助け情報

2016年02月04日

利用可能なサービス

身体障害者手帳の取得が全ての始まり

障害者自立支援法で定められたサービスから、視覚障害者に利用していただける主なものを並べてみます。(詳しくはピアプレースへお問い合わせください。)

ホームヘルプ(居宅介護)

掃除や洗濯などの家事援助、入浴・食事・排泄などの身体介護、病院へ通院する際の援助を行います。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

重度視覚障害者同行援護事業

外出時の誘導と外出先での代筆代読など情報処理支援を行います。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

ガイドヘルプ(移動支援)

社会生活上必要不可欠な外出および余暇活動などの社会参加のための外出支援を行います。地域生活支援事業のため、実施していない地方自治体もあります。

自立訓練(生活訓練)

食事や家事など日常生活能力向上の支援、日常生活上の相談支援を行います。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

就労移行支援

一般就労などに向け、企業における作業や実習、適性にあった職場探し、就労後の職場定着支援などを行います。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

就労継続支

雇用契約に基づく就労機会の提供、一定期間の一般就労へ向けた支援、生産活動の機会の提供などを行います。これにはA型とB型の区分があります。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

短期入所

一時的に施設入所が必要な場合に、見守りや介護などを行います。障害程度区分の判定や支給決定を受ける必要があります。

補装具費の支給

必要な補装具の購入や修理の費用の支給を行います。場合により、障害者更生相談所の来所判定が必要です。視覚障害者の補装具は、盲人安全杖(歩行時に持ツ白い杖)、義眼、眼鏡の3種です。

日常生活用具の給付

日常生活の困難を改善する用具の給付を行います。地域生活支援事業のため、実施していない地方自治体もあり、また実施している地方自治体でも品目などは異なります。2011年度の横浜市における 視覚障害者の日常生活用具は次のとおりです。

① 歩行時間延長信号機用送信機

② ポータブルレコーダー

③ 活字読み上げ装置

④ ICタグレコーダー

⑤ 点字タイプライター

⑥ 時計(触読式・音声式)

⑦ 血糖測定機・血圧計

⑧ 電磁調理器

⑨ 体重計・体温計

⑩ 拡大読書器

⑪ 点字器

⑫ 情報・通信支援用具

⑬ 基本ソフト

⑭ 点字ディスプレイ

⑮ 点字図書

その他

これら障害者自立支援法によるサービス以外にも、主に各市区町村ごとに独自のさまざまなサービスがあります。詳しくは各市区町村の福祉担当またはピアプレースまでお問い合わせください。参考までに、視覚障害者が利用する機会の多い横浜市における主なサービスを列記します。

① 横浜市中央図書館の図書配送、点字図書・録音図書の貸し出し

② ごみの持ち出し収集、粗大ごみ処理手数料の免除

③ 横浜市営住宅・神奈川県営住宅への入居優遇

④ 住宅改築費の貸付

⑤ 身体障害者補助犬(盲導犬)の給付、盲導犬の定期健診などの費用の補助

⑥ JR運賃の割引、私鉄運賃の割引

⑦ バス・地下鉄運賃の割引、バス・地下鉄の福祉特別乗車券の交付

⑧ タクシー料金の割引、福祉タクシー利用券の交付

⑨ 国内航空運賃の割引

⑩ 点字郵便料金の割引、青い鳥はがきの無償配布

⑪ 広報横浜および横浜議会だよりの点字版・録音版の発行

⑫ 重度障害者医療費の助成

⑬ 特定疾患医療の給付

⑭ 横浜市身体障害者奨学金

⑮ 神奈川県視覚障害者技能習得援助資金

⑯ 水道料金などの減免

⑰ NHK放送受信料の免除

⑱ NTT東日本電話番号案内料の免除

⑲ 携帯電話料金などの割引

以上19点です。参考までに、視覚障害者が利用する機会の多い横浜市における主な相談窓口を列記します。

① 各区福祉保健センター

② 障害者更生相談所

③ 横浜市社会福祉協議会、各区社会福祉協議会

④ 神奈川県ライトセンター

⑤ 横浜生活安心センター、各区社会福視協議会安心センター

⑥ 横浜市立盲特別支援学校、横浜訓盲学院

⑦ 就労支援センター

⑧ 公共職業安定所

⑨ 神奈川障害者職業センター

⑩ 神奈川県障害者就労相談センター

⑪ 神奈川障害者職業能力開発校

以上11点です。

他の記事を見る