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お助け情報

2016年02月04日

子供の学習支援

見えない、見えにくい子供の学校教育の場は、以前は盲学校か通常学校の弱視学級に限られていました。しかし最近では、国連の『障害者権利条約』や、その批准のための国内法の整備をめぐる様々な動きの中で、インクルーシヴ教育が主流になりつつあります。インクルーシブとは、障害の有無で学びの場が分けられるのではなく、どこにいても適切かつ必要な支援を受けて学習できるということです。したがって、見えない、見えにくい子供が通常学校の通常学級に在籍するのが当たり前で、学習に必要な様々な支援が提供されるということです。

学校教育の場

学校と学級の種類:通常学校の通常学級、通常学校の特別支援学級、特別支援学校

通常学校:幼稚園→小学校→中学校→高等学校→大学(短期大学)→大学院、小中一貫校、中高一貫校・中等学校

特別支援学校:旧盲学校、旧聾学校、旧養護学校(肢体不自由、知的障害、病弱・虚弱)

視覚障害:通常学校の通常学級、通常学級の弱視学級、特別支援学校(視覚障害)

手前と下にご注意

教科書やプリントの形式・文字の種類:点字、浮き出し文字(触察文字)通常の文字、拡大文字(点字に対し墨字)

文字に代わるもの:音声(音楽CD形式、デイジー形式)

その他の工夫:図表や写真・イラスト等の文章表現、イラストや写真の立体化墨字の白黒反転、書体の変更、紙面の着色による反射の軽減

そ読み書き用補助具:拡大読書機(CCTV)、書見台(斜面台)、ルーペ、単眼鏡

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